SL小説「復活してTPとFLYやめたらSLまたハマたw」010:サトリ大陸道路管理人のジャニさん

TPとFLYをしない冒険家は当然道路の近くに住むことになる。
最初は他人の土地とか放棄地を通っていた。
というのは道路沿いの土地は高いからだ。
内陸の安い土地を買ってそこから他人の土地や放棄地を経由してリンデン公道や海に出ていた。

しかし、気分的にあまりよろしくない。
他人の土地と言っても、たいていはその土地の住人はいない。
空に住んでいる人もいる。
他人の土地を経由してもなんら問題は起こらない。
放棄地ならなおさらだ。

ただ、たまたま他人の土地に入り込み、そしてたまたまそこの土地の住人が土地にいて、その土地にある海を横切っただけで、空に飛ばされたことがある。
気分が悪かった。一瞬復讐してやろうかと思った。

放棄地にしてもいつ他人の土地になるかわからない。
何年も放棄地であっても突然次から次へと他人に土地を買われて売地看板が乱立するのを目にしてきた。
気分は最低だった。何年も放棄されている海はきっとこれからも海だろうという甘い考えは見事に打ち砕かれた。

そんな時に見つけた土地がサトリ大陸にある道路沿いの平坦な土地だった。
値段も相場よりかなり安かった。
安いのには訳があった、道路沿いなのだが、ガードレールと木々でガードされていて直接車で道路に出ることは出来ない道路だったのだ。

それでも周りは360度が放棄地だったので、放棄地経由で道路を利用すればいいと思い購入したのだった。
海の放棄地と違い陸の放棄地は滅多に売地に変貌することはない。

買った土地に高層ビルを建てた。
SL内に高層ビルを建てるのはひとつの夢だった。
当然出入り口は、道路側ではなく、横の放棄地側に設けた。
念願の高層ビルを設置してその日は眠りについた。

翌日インしてみると何かがおかしい。
昨日あった道路沿いのガードレールと林が消えていた。
道路の管理人からIMがあって、遅れてごめんなさいとあった。
高層ビルの入り口を道路側に回し車で直接道路に出ることができるようになった。

じわじわと幸福感が湧いてきた。
格安で手に入れた土地がその5倍くらいの価値を持つ道路沿いの土地になった。
しかも道路は平坦で直線なので、つなぐ整備をするのも楽だった。

近くには空港もあり、リンデン公道ともつながっている。
それよりなにより道路の管理人さんが良い人で何かと気にかけてくれる。
セカンドライフでこんなラッキーなことは生まれて初めてだった。

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