アイドルについて真面目に考えてみた

アイドルの語源は英語のIdolだと思う。
英語のIdolの意味は偶像もしくは崇拝する人。
ということでアイドルを偶像ととらえるか崇拝する人または憧れる人と解釈するかで方向性は180度違ってくると思う。

アイドルを偶像だととらえるとうわべだけ着飾った嘘で塗り固められた存在となるだろうし、崇拝するほど憧れる人ととらえるとアイドルになった人間に憧れると言う感じになると思う。

アイドルそのものに価値を見出せば偶像としてのアイドルだし、アイドルという職業に価値を見出せば憧れる対象としてのアイドルとなる。

外見だけのアイドルを崇拝すれば、アイドルは偶像となるだろうし、富と名声を伴ったアイドルという職業を崇拝すれば、アイドルは憧れの人となる。

ふつう女子がアイドルに憧れるのはその職業価値にだし、ふつうオタクがアイドルに憧れるのはその外見と与えてくれる夢に対して、なんだと思う。

アイドルの外見とふるまいに価値を見出すのか、アイドルという職業に価値を見出すのか、アイドルを発信する方とアイドルを受け取る方、方向性が180度違う気がする。

ひとくちにアイドルに憧れると言ってもそのどの部分に憧れるかでその内容が違ってくる。
アイドルそのものに憧れるのか職業としてのアイドルに憧れるのか。
恋愛対象として憧れるのならアイドルは偶像だし、職業対象として憧れるならアイドルは実像となる。
この180度違う方向性は面白いものだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました