Secondlifeで一番わがままな男の話

その男は悩んでいた。
再開したSecondlifeでうまく飛行機を着陸させられない。
Secondlifeを中断する前は着陸に難を感じたことがなかったのに、再開してからはどうだ。
着陸には失敗続きじゃないか。
機体が揺れて狙いが定まらない。
やっと着陸できても滑走路はオーバーランだ。
あるいは滑走路手前の土手に激突だ。

そこで男は一番簡単な飛行機を引っ張り出してきた。
ちょっとしたミスは見逃してくれる飛行機だ。
飛行船並みの飛行速度で余裕で操れる。
むろん着陸に失敗することは皆無になった。
飛びながら写真だってこのように余裕で撮れる。

でも

飛行機に乗っていて無性に眠たくなるのは何故だろう。

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