危険で冒険だからゲームは面白い

基本的に言えばSecondlifeにゲームとしての危険性は存在しない。
何をやっても死ぬことはない。
7 Days to Dieは危険がいっぱいだ。
常に死と背中合わせだ。
ブルプロもミッションやネームドの狩りで死ぬこと(行動不能)がある。
そういう意味ではブルプロも危険だ。

冒険の意味は、「危険をおかして行なうこと。 成否の確実でない事をあえて行なうこと。 また、そのさま」とある。
絶対それが成功する上手くいくならそれは冒険ではない。
7 Days to Dieやブルプロでプレイヤーが不死身ならゲームにならない。
ゲーム中で一切行動不能や行動異常にならない不死身状態ならそこに危険は存在せず同時にゲームとしての面白さも消失する。
7 days to Dieやブルプロで最初からノーダメージの不死身状態でゲームをスタートするのなら、途端にゲーム内でやることがなくなる。
そこに危険が存在しないので、危険に備える必要もないからだ。
強い武器も固い防具もそして戦略も要らない。
何をされてもこちらはノーダメージなので、いずれ相手は倒れるのは確実だからだ。
7日目ごとのゾンビの大襲来だって怖くない。

もしそこに危険がないのなら、そこでゲームは終わる。
ゲームオーバーの危険性のないゲームはゲームではない。
ただの環境ソフトだ。

そこに危険があるから、みんなせっせと武器や防具を揃えようとする。
ゲーム中で死にたくないから、みんな経験値を上げたりより良い武器防具を求める。
ただ死なないことゲームオーバーにならないことだけがゲームの目的というわけでもない。
コミュニケーションがゲームの目的であったり、他人といろんなものやことの優劣を競うことがゲームの目的である場合もある。

人生は不死身ではない。
死の危険性はそこら中に転がっているし、人生で確実なものも何一つない。
そういう点では人生も冒険と言える。
人生に危険はつきものだし、確実に成功する保障なんてどこにもない。

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