夜のない世界、セカンドライフのビューアーを一日中昼間にしていれば、昼間の明るさの有難さに気づけない。
ビューアーを一日の変化がある設定にすると夜が存在する。
そして夜が存在して初めて明るいことの有難さに気づく。
昼間だけの世界で昼間の有難さに気づくことは不可能だ。
夜があって初めて昼間が有難いことに気づく。
不便さを経験して初めてその便利さに気づく。
その不便さを知らなければその有難さに気づけない。
このようにして人はその生まれた環境によってそれぞれの価値観が決まってくるのだと思う。
対比するものがなければ気づけないものがある。
白紙に描かれた白い線には気づくことができない。
黒い紙に描くから白い線に気づくことができる。