もともと飛行機の着陸は苦手だったが、ちょっとしたブランクの後、セカンドライフにインして飛行機に乗るとシム越えのたびにカメラはあっち方向を見てしまうし、シム越えのたびに飛行機の高度が急に落ちたり数秒間制御不能になったり、そんな状況では着陸もうまくいかず失敗を繰り返すととうとうちゃんとした着陸なんて全くできそうな気がしなくなった。
着陸には失敗して当たり前のようになってしまい、誰かがいる空港には着陸できなくなった。
もし失敗したらと思うと人が見ているかもしれない空港には着陸できなくなった。
そして着陸の練習のため誰もいない空港でただ一人離陸と着陸を繰り返すのだった。
まさに着陸恐怖症にかかった冒険家とは私のことだ。