SL冒険家Kazuの仮想理論:現実世界(RL)は、嘘とポーズとダブルスタンダードで出来ており、さらに、そんなことはないと嘘をつく……と仮想してみると

その仮想世界を完全否定するのは困難に思える。

第一人間というのは、自分自身に嘘のつける動物だ。
さらに言えば、嘘を真実だと信じ込める才能もある。

何度も繰り返すが、嘘とポーズとダブルスタンダードで出来た世界を否定はしない。そこに良い悪いは存在しない。そこに善悪も存在しない。ただそうであるだけだ。

セカンドライフというオンラインゲームは、嘘とポーズ(アニメーションによるポーズなど)から始まっている。セカンドライフを本名と本当の年齢でプレイしている人はいない。

セカンドライフでダンスがうまくても、RLの世界でプロのダンサーをしているとはみんな考えない。

セカンドライフは嘘と(文字通りの)ポーズが前提となった世界で、それを了承した上でみんなが楽しくプレイしている世界だ。

しかし現実世界(RL)は、セカンドライフと同様に嘘とポーズとそしてダブルスタンダードで出来ているのにも関わらず、そうではないと嘘をついている世界だ。

そこにRLとSLの違いがある。

ではなぜ人は嘘をつくのか?
その答えは、その方がなにかと気分が良いからだ。

人は嘘でもいいから褒められると嬉しい。
その逆は本当のことでも悪いことを言われるのは気分が悪い。

気分の悪い本当より、気分の良い嘘を選ぶのが人間だ。
だからこそ人は嘘の世界の方を選ぶ。
しかし、自分は嘘をついてるとは思いたくない。
なぜなら、自分が嘘つきであるのは気分が悪いからだ。
自分は嘘つきではないと思っていた方が気分がいい。

嘘の世界で必要になって来るのがダブルスタンダード。
どちらも同じ物差しで測ると、ウソがバレてしまう。
さらに
同じ物差しですべてを測る真実の世界は気分が悪いのが大半。
相手によって物差しを変える方が、大抵は気分が良い。

そして以上を認めるのは気分が悪いので、当然嘘をつく。
そして嘘つきは自分のことを決して嘘つきとは言わない。

自分は正直だと嘘をつくのが嘘つきが嘘つきである所以である。

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